精選版 日本国語大辞典 の解説 いってき【一滴】 舌上(ぜつじょう)に通(つう)じて大海(たいかい)の塩味(えんみ)を知(し)る 海水の一滴を舌で味わえば、大海全体の水が塩辛いことがわかる。物事の一部を知れば全体が推測できることのたとえ。[初出の実例]「『一滴舌上に通じて大海の塩味を知る』とあれば、其金語のはしを言ふに、余は知りぬべきや」(出典:咄本・醒睡笑(1628)四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例