一食(読み)イチジキ

デジタル大辞泉 「一食」の意味・読み・例文・類語

いち‐じき【一食】

仏家で、1日に一度だけ、午前中食事をすること。頭陀行ずだぎょう一食法。一座食。

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精選版 日本国語大辞典 「一食」の意味・読み・例文・類語

いち‐じき【一食】

  1. 〘 名詞 〙 十二頭陀(じゅうにずだ)一つ。仏家の食法で、午前中に一度だけ食事をすること。
    1. [初出の実例]「衣愛百納。日貴一食」(出典性霊集‐七(835頃)僧寿勢入先師忌日料物願文)
    2. [その他の文献]〔行事鈔‐下・三〕

いっ‐しょく【一食】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 一度の食事。一飯
    1. [初出の実例]「老少皆一食也」(出典:蔭凉軒日録‐延徳三年(1491)六月一三日)
    2. [その他の文献]〔梁書‐武帝紀下〕
  3. 一か所に集まって食事すること。会食。〔礼記玉藻

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