七代目 古今亭志ん馬(読み)ななだいめここんていしんば

知恵蔵mini 「七代目 古今亭志ん馬」の解説

七代目 古今亭志ん馬

落語家。1958年3月3日、東京生まれ。本名、吉野恵一。81年4月、六代目古今亭志ん馬に入門。82年、前座となり、志ん馬を名乗る。86年、二つ目に昇進し、志ん次に改名。94年、師匠志ん馬死去のため、志ん朝門下に移籍。96年、NHK新人演芸大賞を受賞。97年に真打昇進し、100年以上続く落語家の名跡「古今亭志ん馬」の七代目を襲名した。「三方一両損」「明烏」「宮戸川」などの古典落語を得意とし、軽快な噺で人気を博した。13年4月の寄席を最後に休養していたが、同年10月7日、胃癌のため死去。享年55。

(2013-10-10)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android