七度焼(読み)シチドヤキ

精選版 日本国語大辞典 「七度焼」の意味・読み・例文・類語

しちど‐やき【七度焼】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 何度も焼きつけて精製した上等の鍍金(めっき)。七度鍍金。
    1. [初出の実例]「一両度参会したるとんてきは、七度(ド)やきに、やき付られ侍ると也」(出典評判記野郎虫(1660)瀬川蔵人)
  3. 何度も焼いて精製した上等の塩。
    1. [初出の実例]「あたたかな・うそでかためた一度やき〈深草のやき塩七どやきと申せば也〉」(出典:雑俳・軽口頓作(1709))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む