精選版 日本国語大辞典 「七度焼」の意味・読み・例文・類語 しちど‐やき【七度焼】 〘 名詞 〙① 何度も焼きつけて精製した上等の鍍金(めっき)。七度鍍金。[初出の実例]「一両度参会したるとんてきは、七度(ド)やきに、やき付られ侍ると也」(出典:評判記・野郎虫(1660)瀬川蔵人)② 何度も焼いて精製した上等の塩。[初出の実例]「あたたかな・うそでかためた一度やき〈深草のやき塩七どやきと申せば也〉」(出典:雑俳・軽口頓作(1709)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例