七竅(読み)シチキョウ

精選版 日本国語大辞典 「七竅」の意味・読み・例文・類語

しち‐きょう‥ケウ【七竅】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「竅」は穴の意 ) =しちけつ(七穴)
    1. [初出の実例]「比干が諫たほどに、聖人のむねには七竅があると云を見んとて心を割たぞ」(出典:史記抄(1477)一二)
    2. [その他の文献]〔荘子‐応帝王〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「七竅」の読み・字形・画数・意味

【七竅】しちきよう(けう)

人の顔にある七つの穴。目・耳・鼻のぞれそれ二つと、口をいう。〔荘子、応帝王〕(しゆく)と忽(こつ)と、渾沌(こんとん)のに報いんことを謀りて曰く、人皆七竅りて、以て息す。此れ獨りること无(な)し。嘗試(こころ)みに之れを鑿(うが)たんと。日に一竅を鑿ち、七日にして渾沌(こんとん)死せり。

字通「七」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む