万場垣内遺跡（読み）ばんばがいといせき

日本歴史地名大系「万場垣内遺跡」の解説

万場垣内遺跡
ばんばがいといせき

[現在地名]旭町牛地万場垣内

現在は水没してない。かつては矢作川が大きく左へカーブする内側の河岸段丘上に立地。標高二七五―二八〇メートル、矢作川河床との比高は約二〇メートル。東西四〇〇メートル・南北三九〇メートルの平地で洪水時でも崖崩れの心配が薄い。矢作第一ダム建設にあたり昭和四二年（一九六七）発掘調査され、縄文中期の竪穴住居跡二基と炉跡一基を検出した。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報