デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「万秋門院」の解説 万秋門院 ばんしゅうもんいん 1268-1338 鎌倉時代の女官。文永5年生まれ。一条実経(さねつね)の娘。乾元(けんげん)2年(1303)後二条天皇の尚侍(ないしのかみ)となり,従三位。天皇没後に出家,元応2年(1320)准三宮(じゅさんぐう),院号をあたえられる。「新後撰和歌集」以下の勅撰集に歌が31首おさめられている。建武(けんむ)5=延元3年3月26日死去。71歳。名は頊子(ぎょくし)((たまこ))。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例