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延元 エンゲン

大辞林 第三版の解説

えんげん【延元】

南朝の年号(1336.2.29~1340.4.28)。建武の後、興国の前。後醍醐ごだいご・後村上天皇の代。

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日本の元号がわかる事典の解説

えんげん【延元】

日本の元号(年号)。室町時代(南北朝時代)の1336年から1340年まで、後醍醐(ごだいご)天皇、後村上(ごむらかみ)天皇の代の南朝が使用した元号。前元号は建武(けんむ)。次元号は興国(こうこく)。1336年(建武3)2月29日改元。兵革(へいかく)(戦乱)を理由とした改元だが、足利方・北朝(持明院統(じみょういんとう))はこの改元を認めず、引き続き「建武」の元号を使用した。『梁書(りょうしょ)』を出典とする命名。延元年間の北朝の天皇は光明(こうみょう)天皇。北朝では建武(けんむ)(1334~1338年)、暦応(りゃくおう)(1338~1342年)の元号を使用した。同年間の室町幕府の将軍は足利尊氏(たかうじ)(初代)。1336年(建武3/延元1)、湊川の戦いに勝利した尊氏は、京都を制圧して光明天皇を擁立し室町幕府を開いた。幽閉された後醍醐天皇は京都を脱出して吉野に逃れ、朝廷(南朝)を建てた。これにより、南朝・北朝の2つの朝廷が併立する時代(南北朝時代)が始まった。後醍醐は1339年(暦応2/延元4)8月15日、病の中で後村上天皇に譲位し、その翌日に崩御した。

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