三ッ屋町(読み)みつやまち

日本歴史地名大系 「三ッ屋町」の解説

三ッ屋町
みつやまち

[現在地名]金沢市東山ひがしやま二丁目

高道たかみち町の中ほどから東へ延びる通りを挟む両側町。元禄九年(一六九六)の書上(「片岡孫作筆録」加越能文庫)に「大衆目三屋町」が地子町としてみえる。文化八年(一八一一)の金沢町絵図名帳によれば肝煎は太四郎、組合頭は中条屋余所右衛門、家数八。


三ッ屋町
みつやまち

[現在地名]加賀市大聖寺三ッ屋町だいしようじみつやまち

東田ひがした町の北、神明宮表参道の東側にある町人町。天明六年(一七八六)大聖寺絵図に「三ツ屋」とあり、町家が約一〇軒ほどあって北のなか町との間に木戸があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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