三ノ目潟(読み)さんノめがた

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「三ノ目潟」の意味・わかりやすい解説

三ノ目潟
さんノめがた

秋田県西部,男鹿半島北西部にある湖。マールと呼ばれる爆裂火口に水がたまったもので,3つのマールのうち戸賀湾に最も近い。面積は 0.11km2。水面標高 45m。噴出岩中に玄武岩塊の大きいものが多く,地球内部のマグマの性質を調べる手掛りとなる。北東二ノ目潟,その東に一ノ目潟がある。このマールは,日本ではほかに鹿児島県の池田湖だけである。男鹿国定公園に属する。

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デジタル大辞泉プラス 「三ノ目潟」の解説

三ノ目潟

秋田県、男鹿半島北西部にある火山湖。マールと呼ばれる爆裂火口湖。付近には同じ成因の一ノ目潟、二ノ目潟がある。3つの湖のうち最も西、戸賀湾付近に位置し、面積は約0.11平方キロメートル。県の天然記念物に指定されている。

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