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男鹿国定公園 おがこくていこうえん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

男鹿国定公園
おがこくていこうえん

秋田県男鹿半島入道崎から門前にいたる海食海岸と,本山火山群および寒風山火山群周辺を含む自然公園。面積 81.56km2。 1973年指定。入道崎から戸賀湾,加茂を経て門前にいたる海岸は,日本海の荒波を受けてできた海食崖や奇岩,海食洞などの多い変化のある風景。本山火山群流紋岩の円頂丘火山。西側急斜面は,ミズナライタヤ,カシワを主とした典型的な海岸防風林となっている。山腹から山頂にかけては天然のブナ・スギ林におおわれ,一部にはミヤマシャクナゲ・タカネナデシコなどがみられる。東部の寒風山はなだらかな平頂丘で,採草跡地のススキ草原。爆裂火口の戸賀湾,一ノ目,二ノ目,三ノ目潟などのマールは殊異な火山地形。南海岸に自生するヤブツバキ天然記念物に指定されている。北部の間口浜海岸一帯は,アカマツ林に囲まれた温泉地。泉質は食塩泉。泉温 57℃で湯量も多い。旧正月 15日の晩に行われる「なまはげ」は有名。半島一周の観光道路がある。

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デジタル大辞泉の解説

おが‐こくていこうえん〔をがコクテイコウヱン〕【男鹿国定公園】

秋田県北西部、男鹿半島にある国定公園。寒風山・本山(ほんざん)などの火山群と半島北端の入道崎の海岸を含む。国の天然記念物指定であるツバキの北限自生地(男鹿市の能登山)や、一ノ目潟などの火口湖のほか、多くの温泉地がある観光地域。

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百科事典マイペディアの解説

男鹿国定公園【おがこくていこうえん】

秋田県西部,男鹿半島にある国定公園。1973年指定。81.56km2。寒風山,一ノ目潟などの火山地形と日本海岸の海食崖が中心。

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大辞林 第三版の解説

おがこくていこうえん【男鹿国定公園】

秋田県西部の男鹿半島にある国定公園。東部の寒風山、北部の間口浜海岸、西部の海岸と本山ほんざん火山群を含む。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔秋田県〕男鹿国定公園(おがこくていこうえん)


秋田県西部の国定公園。男鹿半島先端部と寒風(かんぷう)山一帯からなる。面積8156ha。1973年(昭和48)指定。戸賀(とが)湾・一ノ目(いちのめ)潟・二ノ目(にのめ)潟・三ノ目(さんのめ)潟や寒風山などの火山地形と海食崖(かいしょくがい)が特徴。南海岸にはヤブツバキが群生し、自生北限地として国天然記念物に指定されている。全山芝生の寒風山から八郎(はちろう)潟調整池・鳥海(ちょうかい)山が眺望できる。男鹿温泉郷は公園観光の基地。半島一周観光道路も完備。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

男鹿国定公園
おがこくていこうえん

秋田県中西部、日本海に突き出た男鹿半島にある国定公園。1973年(昭和48)指定。面積81.56平方キロメートル。東部の寒風山(かんぷうざん)、北部の五里合(いりあい)海岸地区、西部の海岸と本山(ほんざん)火山群からなる。寒風山は標高355メートルだが、全山芝生に覆われ、頂上からの360度の眺望は、東は八郎潟(はちろうがた)、西は船川(ふながわ)港と真山(しんざん)、本山の山々と入道(にゅうどう)崎、北は津軽の山々、南は鳥海(ちょうかい)山をみることができる。北部の五里合地区は間口浜とよばれる砂浜が長く延び、海水浴場となっている。西部地区の海岸は断崖(だんがい)が続き、北端の入道崎灯台から戸賀湾を経て南部の門前に至るまで、大桟橋(だいさんきょう)、舞台岩、孔雀ヶ窟(くじゃくがいわや)などの景観が楽しめる。戸賀湾を臨む八望(はちぼう)台は東に一ノ目潟、西に二ノ目潟を一望できる。北西部には男鹿温泉郷があり、海上遊覧船のほか、男鹿一周観光道路も整備されている。[宮崎禮次郎]

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