20世紀日本人名事典 「三井高明」の解説 三井 高明ミツイ タカアキラ 明治・大正期の実業家 三井物産社長;三井本村町家第1代当主。 生年安政3年3月22日(1856年) 没年大正10(1921)年8月8日 出生地京都府 主な受賞名〔年〕勲三等瑞宝章 経歴三井高喜の三男。三井連家の一つ、本村町家初代当主となる。明治5年同族5人とともに大蔵少輔、吉田清成に随伴して渡米、銀行業務を研修。6年三井家の事業に従事。9年三井物産会社が設立されると社主に選ばれ、25年社長に就任。大正9年三井物産取締役社長。他に三井銀行監査役、鐘淵紡績、堺セルロイド各取締役会長など歴任した。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三井高明」の解説 三井高明 みつい-たかあき 1856-1921 明治-大正時代の実業家。安政3年3月22日生まれ。三井高喜(たかよし)の3男。三井連家のひとつ,本村町家初代。明治5年同族5人とともに大蔵省の吉田清成に随行し,アメリカで銀行業務を視察。9年創業された三井物産の社主にえらばれ,26年合名会社への改組で社長となった。大正10年8月9日死去。66歳。京都出身。通称は養之助。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by