三代寺村
さんだいじむら
[現在地名]国府町三代寺
法花寺村の南に位置する。私都往来が集落を通り、南方の生山村(現鳥取市)境の笑道の丘陵を経て上峰寺村(現郡家町)に抜ける。拝領高は三八八石余、本免は五ツ二分。藪役銀四匁五分、宇倍野山役米二斗を課されていた(藩史)。大島氏・宮脇氏の給地があった(給人所付帳)。寛政五年(一七九三)の宗門改帳(田中家文書)によれば人数一四九で、邑美郡古郡家村(現鳥取市)の森福寺の旦那が多く九五人いた。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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