三代寺村(読み)さんだいじむら

日本歴史地名大系 「三代寺村」の解説

三代寺村
さんだいじむら

[現在地名]国府町三代寺

法花寺ほつけじ村の南に位置する。私都きさいち往来集落を通り、南方生山しようざん(現鳥取市)境の笑道わらいどう丘陵を経て上峰寺かみみねでら(現郡家町)に抜ける。拝領高は三八八石余、本免は五ツ二分。藪役銀四匁五分、宇倍野山役米二斗を課されていた(藩史)。大島氏・宮脇氏の給地があった(給人所付帳)。寛政五年(一七九三)宗門改帳(田中家文書)によれば人数一四九で、邑美おうみ古郡家ここおげ(現鳥取市)森福しんぷく寺の旦那が多く九五人いた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android