精選版 日本国語大辞典 「三十三間堂通矢」の意味・読み・例文・類語 さんじゅうさんげんどう‐とおしやサンジフサンゲンダウとほしや【三十三間堂通矢】 〘 名詞 〙 諸国の弓術の名手が、三十三間堂で、遠矢を射て的中した矢数を競ったこと。普通、京都東山の蓮華王院(れんげおういん)で行なわれたが、寛永(一六二四‐四四)以後、江戸浅草松葉町、あるいは深川永代島の三十三間堂でも行なわれた。また、三十三間堂は二間を隔てて柱を立てたので実際の距離は六六間(約一一九メートル)。〔俳諧・季引席用集(1818)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例