三十六禽(読み)さんじゅうろっきん

精選版 日本国語大辞典 「三十六禽」の意味・読み・例文・類語

さんじゅうろっ‐きんサンジフロク‥【三十六禽】

  1. 〘 名詞 〙 一昼夜一二時の各時に一獣を配し、そのそれぞれの獣に、また、二つの属獣がついた計三六の鳥獣五行ではそれを卜に用い、仏家ではそれぞれの時にあらわれて坐禅行者を悩ますとされる。三十六獣。
    1. [初出の実例]「十二神将をも進退し、三十六禽(キン)をも相従けり」(出典源平盛衰記(14C前)一二)
    2. [その他の文献]〔瑯代酔篇‐巻一四・三十六禽〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む