三千人(読み)さんぜんにん

精選版 日本国語大辞典 「三千人」の意味・読み・例文・類語

さんぜん‐にん【三千人】

  1. 〘 名詞 〙 非常に人数の多いことをいう語。多く、後宮女性吉原遊女の多いことなどをいうのに用いる。三千
    1. [初出の実例]「余慶因君終不墜、三千人荷二公恩」(出典田氏家集(892頃)中・敬和吏部菅侍郎澆章宴後書懐見寄詩)
    2. 「イヨ紀の国屋と三千人で誉め」(出典:雑俳・柳多留‐六〇(1812))
    3. [その他の文献]〔春秋左伝‐僖公二四年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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