デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三善庸礼」の解説 三善庸礼 みよし-ようれい 1779-? 江戸時代後期の儒者。安永8年生まれ。筑後(ちくご)(福岡県)柳河(やながわ)藩士で,江戸留守居役をつとめた。天保(てんぽう)13年(1842)藩の経済を論じた「御国家損益本論」11巻を刊行。最上(もがみ)徳内に「孝経」をおしえたことがあり,晩年吉田松陰とも面談している。姓は町野。字(あざな)は可名生(かなお)。通称は与左衛門。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by