町野(読み)まちの

日本大百科全書(ニッポニカ) 「町野」の意味・わかりやすい解説

町野
まちの

石川県北部、輪島市(わじまし)の一地区。旧町野町。『和名抄(わみょうしょう)』の待野郷中世の町野荘(しょう)の地。流人平氏の後裔(こうえい)下時国(しもときくに)家と上時国家住宅(ともに国の重要文化財)があり、日本海沿いの曽々木(そそぎ)海岸は国指定名勝天然記念物

[編集部]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「町野」の意味・わかりやすい解説

町野
まちの

石川県,能登半島北岸にある輪島市東部の地区。町野川に沿い水田が開ける。江戸時代の豪農屋敷である時国 (ときくに) 家は重要文化財。外浦曾々木海岸は名勝,天然記念物に指定されており,能登観光の一拠点になっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android