三尺法(読み)サンジャクホウ

デジタル大辞泉 「三尺法」の意味・読み・例文・類語

さんじゃく‐ほう〔‐ハフ〕【三尺法】

成文化された法律。古代中国で、3尺の竹札に法律を記したことに基づく語。

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精選版 日本国語大辞典 「三尺法」の意味・読み・例文・類語

さんじゃく‐ほう‥ハフ【三尺法】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 古代中国で、三尺竹簡に法律を書いたことからいう ) 明文化された法律。実定法。三尺。
    1. [初出の実例]「三尺法と云は、以三尺竹簡法律」(出典史記抄(1477)一六)
    2. [その他の文献]〔史記‐酷吏伝・杜周〕
  3. 武家時代、箇条書きにした禁制。禁制の法令
    1. [初出の実例]「三尺法 サンジャクハウ ゴハットガキ」(出典:新撰字解(1872)〈中村守男〉)

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