三島勘左衛門(読み)みしま かんざえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三島勘左衛門」の解説

三島勘左衛門 みしま-かんざえもん

1749-1832 江戸時代後期の実録作者。
寛延2年生まれ。飛騨(ひだ)(岐阜県)の人。大原騒動の指導者のひとり上木(うわき)甚兵衛次男。寛政3年(1791)伊豆(いず)新島にわたり,流罪となっていた父を看病。以後10年間在島し,この間に実録小説「天明水滸(すいこ)伝」のほか,「新島追慕編」などをあらわした。天保(てんぽう)3年死去。84歳。名は正英。号は移嶋散人。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む