三慧(読み)サンエ

デジタル大辞泉 「三慧」の意味・読み・例文・類語

さん‐え〔‐ヱ〕【三×慧】

連声れんじょうで「さんね」とも》仏語智慧修行順序によって三つに分類したもの。経典の教えを聞いて生じる聞慧もんえ、思惟・観察によって得られる思慧しえ禅定を修して得られる修慧しゅえ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「三慧」の意味・読み・例文・類語

さん‐え‥ヱ【三慧】

  1. 〘 名詞 〙 ( 連声(れんじょう)で「さんね」とも ) 仏語。聞、思、修の三種の智慧。聖教を聞いて得られる聞慧と、思惟、考察して得られる思慧と、実践修行によって得られる修慧の三つ。〔法華義疏(7C前)〕

さん‐ね‥ヱ【三慧】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「さんえ」の連声 ) ⇒さんえ(三慧)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android