三旬(読み)サンジュン

精選版 日本国語大辞典 「三旬」の意味・読み・例文・類語

さん‐じゅん【三旬】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「旬」は一〇日間の意 )
  2. 月の三つの旬。上旬・中旬・下旬をいう。三澣(さんかん)。〔和漢名数(1678)〕
  3. 三〇日間。一か月。ひと月。
    1. [初出の実例]「此上に貧乏神の来たらむには三旬の内に一食も覚束なかるべし」(出典:島根のすさみ‐天保一一年(1840)一二月二日)
    2. [その他の文献]〔春秋繁露‐官制象天〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「三旬」の読み・字形・画数・意味

【三旬】さんじゆん

ひと月。

字通「三」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む