三澣(読み)サンカン

デジタル大辞泉 「三澣」の意味・読み・例文・類語

さん‐かん〔‐クワン〕【三×澣/三×浣】

中国の漢・唐代、官吏毎月の10日・20日・30日に沐浴休暇をもらったところから》1か月を10日間ずつ三つに分けた上澣・中澣・下澣の称。上旬中旬下旬三旬

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精選版 日本国語大辞典 「三澣」の意味・読み・例文・類語

さん‐かん‥クヮン【三澣・三浣】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「通俗編‐時の序」の「古今詩話云俗以上澣・中澣・下澣、代上旬・中旬・下旬、蓋本唐制十日一日休沐」から出た語。「澣」「浣」はともに洗う意で、中国の唐代に、官吏が十日に一日沐浴の休暇を賜わったところから、十日のこと ) 上澣・中澣・下澣の称。上旬・中旬・下旬の意。三旬。〔和漢名数(1678)〕

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普及版 字通 「三澣」の読み・字形・画数・意味

【三澣】さんかん

三浣

字通「三」の項目を見る

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