デジタル大辞泉 「三条流」の意味・読み・例文・類語 さんじょう‐りゅう〔サンデウリウ〕【三条流】 和様書道の流派の一。青蓮院しょうれんいん流の分派で、三条西実隆さんじょうにしさねたかを祖とする。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「三条流」の意味・読み・例文・類語 さんじょう‐りゅうサンデウリウ【三条流】 〘 名詞 〙① 和様書道の一流派。尊円法親王から尊鎮流を学び、別に一派をなした三条西実隆のはじめた書風。〔増補和漢書画一覧(1819)〕② 浄土宗鎮西派の一流。京都三条の悟真寺の開山、道光を祖とするもの。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の三条流の言及 【書】より …書風としては青蓮院流の亜流にすぎず,芸術的価値は乏しい。この時代を代表する三条西実隆は古典学者の公卿で,その書は三条流と呼ばれる。宸翰は南北朝以来名筆が続き,伏見院流の後小松天皇や後花園天皇,後奈良天皇,正親町天皇の量感あふれる書は,世尊寺流や青蓮院流と軌を一にしてはいるが,その高い品格は宸翰なればこそと思われる。… ※「三条流」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by