三栖紙(読み)みすがみ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「三栖紙」の意味・わかりやすい解説

三栖紙
みすがみ

原産地を大和(やまと)国(奈良県)吉野郡の国樔(くず)(国栖とも書く)や丹生(にう)を中心とした一帯とする和紙美栖紙とも御簾紙とも書く。コウゾ(楮)を原料とするごく薄い上質紙で、江戸時代には上等の鼻紙などに利用され、江戸の吉原など遊里を詠んだ川柳などによく出てくる。全国各地で漉(す)かれ、表具用や造花用にも使用された。現在でも吉野のほかに美濃(みの)(岐阜県)でも生産されている。

[町田誠之]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...

五月晴れの用語解説を読む