三盆(読み)サンボン

デジタル大辞泉 「三盆」の意味・読み・例文・類語

さん‐ぼん【三盆】

白砂糖一種。伝統的製法により特別に精製を繰り返した上等な砂糖上白糖じょうはくとうをいうこともある。三盆じろ。→和三盆

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「三盆」の意味・読み・例文・類語

さん‐ぼん【三盆】

〘名〙 上等の白砂糖。白砂糖をさらに精製して、純白の結晶にしたもの。初め中国から輸入されたが、享保一七一六‐三六)頃から日本でも製した。三盆白(さんぼんじろ)。三盆砂糖。〔俚言集覧(1797頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android