三秋(読み)サンシュウ

デジタル大辞泉 「三秋」の意味・読み・例文・類語

さん‐しゅう〔‐シウ〕【三秋】

秋季の3か月。初秋仲秋晩秋陰暦の7・8・9月。 秋》
3回、秋を過ごすこと。3か年。「一日三秋」→三春

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精選版 日本国語大辞典 「三秋」の意味・読み・例文・類語

さん‐しゅう‥シウ【三秋】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 秋季の三か月。孟秋・仲秋・季秋の総称。陰暦の七月、八月、九月をいう。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「一面金蘭席、三秋風月時」(出典:懐風藻(751)初秋於長王宅宴新羅客〈調古麻呂〉)
    2. [その他の文献]〔武元衡‐宿青陽駅詩〕
  3. 三度の秋を送ること。三か年。
    1. [初出の実例]「労勤頻年。雖一生。分当万死。不憶。運闕三秋」(出典続日本後紀‐承和五年(838)八月戊子)
    2. [その他の文献]〔詩経‐王風・采葛〕

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