三菱合資会社

山川 日本史小辞典 改訂新版 「三菱合資会社」の解説

三菱合資会社
みつびしごうしかいしゃ

三菱財閥本社。1893年(明治26)三菱社が改組されて設立鉱山炭鉱造船業などを営み,95年銀行業を加えた。出資者は岩崎弥之助・同久弥の2人。1908年独立採算制の事業部制を実施。17年(大正6)から直営事業を株式会社として独立させて持株会社となり,コンツェルン体制を構築した。37年(昭和12)傘下会社の資本金払込みに対応するため株式会社三菱社に改組され,40年株式を公開。43年三菱本社と改称。46年財閥解体により解散

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む