日本歴史地名大系 「三蒲村」の解説 三蒲村みがまむら 山口県:大島郡大島町三蒲村[現在地名]大島町大字東三蒲(ひがしみがま)・大字西三蒲(にしみがま)屋代(やしろ)島の北西部に位置し、南は小松(こまつ)・屋代、北東は椋野(むくの)・久賀(くか)(現久賀町)の各村と接する。北西は海に面し、対岸は岩国藩領神代(こうじろ)村(現玖珂郡大畠町)。村の南東境に立つ文珠(もんじゆ)山から北東に流れ出る大(おお)川の河岸にわずかに平地があるのみで、大半は山麓地である。村名は、永禄九年(一五六六)一〇月の松尾寺文書に「屋代庄三蒲郷松尾寺住職」とみえるのが早い。慶長一五年(一六一〇)の検地帳に「三蒲」、「地下上申」に三蒲村とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by