日本歴史地名大系 「三谷遺跡」の解説 三谷遺跡みたにいせき 徳島県:徳島市旧名東郡地区蔵本村三谷遺跡[現在地名]徳島市南佐古六番町眉(び)山北麓、標高三メートルの沖積低地に位置する。縄文時代晩期から近世の遺物・遺構が検出された。遺跡の範囲は明確でない。明治末年以降遺物散布地として知られ、大正一三年(一九二四)秋からの佐古(さこ)配水場濾過池建設工事の掘削で森敬介が遺物と出土層位を確認、翌年六月二六日鳥居龍蔵も大阪毎日新聞に発表した。一九七〇年代から八〇年代前半には南佐古浄水場(みなみさこじようすいじよう)遺跡との呼称も使用された。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by