三辺金蔵(読み)サンベ キンゾウ

20世紀日本人名事典 「三辺金蔵」の解説

三辺 金蔵
サンベ キンゾウ

明治〜昭和期の経済学者 慶応義塾大学名誉教授;元・立教大学総長。



生年
明治13(1880)年3月7日

没年
昭和37(1962)年4月25日

出生地
神奈川県

学歴〔年〕
慶応義塾大学理財科〔明治41年〕卒

学位〔年〕
経済学博士〔昭和6年〕

経歴
慶大助手となり、商工学校で英語、簿記を教え、明治42年慶大予科で経済原論担当。43年本科で商業学研究を講義。45年英国、ドイツ留学、帰国後、経済政策、経済原論のほか会計学を初めて講じた。昭和5〜9年経済学部長を務め、18年名誉教授、立教大学総長となった。27年再び慶大学部、大学院で会計学などを講じた。のち千葉商科大学教授。簿記、会計学、経営分析などの著書がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「三辺金蔵」の解説

三辺金蔵 さんべ-きんぞう

1881-1962 明治-昭和時代の経済学者。
明治14年3月7日生まれ。母校慶応義塾の助手となり,ヨーロッパに留学。大正4年教授となり,慶応義塾ではじめて会計学を講義した。昭和18年立大総長。27年からふたたび慶大でおしえた。昭和37年4月25日死去。81歳。神奈川県出身。著作に「会計学」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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