三途河の婆(読み)ショウズカノババ

デジタル大辞泉 「三途河の婆」の意味・読み・例文・類語

しょうずか‐の‐ばば〔シヤウヅカ‐〕【途河の婆】

三途さんず川辺で、亡者もうじゃ衣服をはぎ取るという老女奪衣婆だつえば

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精選版 日本国語大辞典 「三途河の婆」の意味・読み・例文・類語

そうずか【三途河】 の =婆(ばば)[=姥(うば)

  1. 三途の川で亡者の衣を剥(は)ぎとるという鬼婆奪衣婆(だつえば)。しょうずかのばば。そうずがわのばば。
    1. [初出の実例]「三途(サウヅ)河の姥(ウバ)湯屋亭主が前では、是非に裸にならねば済ぬと見へたり」(出典談義本銭湯新話(1754)一)

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