三隅蚊帳(読み)ミスミガヤ

デジタル大辞泉 「三隅蚊帳」の意味・読み・例文・類語

みすみ‐がや【三隅蚊帳】

喪に際し、死者の足側の一隅をはずして、蚊帳三隅だけを吊ること。平常は不吉だとして忌む。

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精選版 日本国語大辞典 「三隅蚊帳」の意味・読み・例文・類語

みすみ‐がや【三隅蚊屋】

  1. 〘 名詞 〙 日常蚊屋の一隅をはずすつりかたをいう。四季を問わず死後ただちに死体を蚊屋の中に寝かせ、吊手(つりて)一つをはずしておく習俗から忌むべき行為とされ、喪屋略式で常の生活と区別するためかといわれている。

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