精選版 日本国語大辞典 「三面の大黒」の意味・読み・例文・類語 さんめん【三面】 の 大黒(だいこく) 正面に大黒天、右面に毘沙門天(びしゃもんてん)、左面に弁才天と三つの顔を身に合わせ持つ大黒天。仏・法・僧の三宝を守護するといわれ、比叡山をはじめ各地にまつる。三面大黒。三面大黒天。[初出の実例]「比叡山の三面の大黒は、いづれの大こくよりも霊験(れいげん)あらたにて」(出典:虎明本狂言・夷大黒(室町末‐近世初)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例