上がり(読み)アガリ

デジタル大辞泉 「上がり」の意味・読み・例文・類語

あがり【上がり/揚がり】

[名]
位置・地位値段などが高くなること。「物価の―が激しい」
売上高。収入額。または、収穫高。「家賃の―で暮らす」
でき上がること。できぐあい。仕上がり。「―がかんばしくない」「一丁―」
物事の終わり。「今日は五時で―にする」
双六すごろくで、駒が最終の所に進んで勝つこと。また、トランプマージャンなどで、役ができて勝つこと。
上がり花」の略。
[接尾]
名詞動詞連用形に付いて、その状態が去った後の間もないこと、その名残があるさまを表す。「雨―」「病み―」
名詞に付いて、もとそういう身分や職業であったことを表す。「役人―」「教員―」
[類語]売り上げ売上高日銭稼ぎ役得余得

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

とっさの日本語便利帳 「上がり」の解説

上がり

レースの終盤部分。「上がり三ハロン」といえばレースの終盤六〇〇m。終(しま)いとも。反対にレース序盤のことはテンといい、「テンのダッシュがいい」というように使う。

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

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