上の戸(読み)カミノト

デジタル大辞泉 「上の戸」の意味・読み・例文・類語

かみ‐の‐と【上の戸】

清涼殿殿上てんじょう東口にあった妻戸殿上の東の入り口

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「上の戸」の意味・読み・例文・類語

うえ【上】 の 戸(と)

  1. 清涼殿の殿上の間の東にある戸。
    1. [初出の実例]「或は上東上西門、翔鸞楼(しゃうらんろう)、上の戸上の御局」(出典宴曲宴曲集(1296頃)五)

かみ【上】 の 戸(と)

  1. 皇居内、清涼殿の殿上の間の東口にあたる妻戸。殿上の東の入口
    1. [初出の実例]「殿上のかみの戸を出でさせ給て」(出典:増鏡(1368‐76頃)一三)

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