日本歴史地名大系 「上七見村」の解説 上七見村かみななみむら 三重県:松阪市上七見村[現在地名]松阪市上七見町朝田(あさだ)村・立利(たてり)村の東にある。貞治七年(一三六八)の「宮田前大宮司家領記」に「一、田地壱段字七見興乃木坪北畔本弐段次」とあり、七見の地名がみえる。天文一五年(一五四六)書写の神服部内戸納帳(「神服大神部・神部家文書」神宮文庫蔵)に上七見がみえ、「上七見兵衛大夫」「上七見太兵衛」といった人名もある。近世は津藩領。寛延(一七四八―五一)頃の「宗国史」によれば家数六〇、人数二五五。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by