上中・溝ノ内遺跡(読み)かみなか・みぞのうちいせき

日本歴史地名大系 「上中・溝ノ内遺跡」の解説

上中・溝ノ内遺跡
かみなか・みぞのうちいせき

[現在地名]社町上中

加古川とその支流千鳥ちどり川との間の標高五一メートルの沖積地に立地する。古墳時代末期から平安時代末期頃の集落跡。昭和五八年(一九八三)に確認され、まとまった面積発掘は平成七年(一九九五)に実施された。発掘調査は削平を受ける部分に限定されたことから、一連の調査区となっていない。1区は調査区の東にあたり、掘立柱建物跡一二棟、柵列一条、土壙四基が発見されている。2区は調査区の東端中央部に位置し、掘立柱建物跡四棟、溝二条、土壙七基があった。3区は調査区の北西隅にあって、掘立柱建物跡四棟、溝一条、土壙八基からなる。4区は調査区の北東部を占め、掘立柱建物跡六棟、溝二条、土壙六基が検出された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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