上九沢村(読み)かみくざわむら

日本歴史地名大系 「上九沢村」の解説

上九沢村
かみくざわむら

[現在地名]相模原市上九沢・田名たな

東南に流れるはと川の右岸沿いに集落があり、対岸下九沢しもくざわ村、西南大島おおしま村に接する。元禄国絵図に「大島村枝郷上九沢村」とみえる。「風土記稿」はすでに寛文年間(一六六一―七三)に村名がみえるという。皇国地誌は慶長元年(一五九六)畑続きの大島村の東北部の字葛輪くずわ(葛葉・葛沢)を割いて一村とし、民家も両村入交じっているというが、正保国絵図には村名は記されていない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android