上二階町(読み)かみにかいまち

日本歴史地名大系 「上二階町」の解説

上二階町
かみにかいまち

[現在地名]篠山市二階町 上二階町

篠山城の北方大手門の北に割られた武家地の北側に位置する。もとは二階町で、東部が上二階町でその北東呉服ごふく町、北に武家地、西部の下二階町の南西魚屋うおや町がある。篠山城下一一ヵ町の一つであるが、史料上は二階町として一括される場合が少なくない。慶長一五年(一六一〇)一月から八上やかみの町家を移して家が建てられたというのは(「篠山旧記御城取立」渋谷家文書)、当町であろう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android