上佐谷村(読み)かみさやむら

日本歴史地名大系 「上佐谷村」の解説

上佐谷村
かみさやむら

[現在地名]千代田村上佐谷

北は雪入ゆきいり村、南は山本やまもと村。弘安大田文に「在庁名百五十四丁四段三百歩」のうち「常安佐谷二十七丁」とある。中世は佐谷郷に属し、大掾氏の一族が支配した。佐谷郷の給主分と地頭職常陸大掾の相伝の所職であったらしく、鎌倉初期には、一時常陸介小田知重の手に渡ったが、常陸大掾資幹の訴えによって、佐谷郷給主職は大掾に認められた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む