上新印村(読み)かみしいむら

日本歴史地名大系 「上新印村」の解説

上新印村
かみしいむら

[現在地名]米子市上新印

一部いちぶ村の西にある。村名は「かみす」「かみし」ともよばれ、新印の地名は日野郡新印村(現溝口町か)所在の寺を移したことに由来するとされる(伯耆志)伝承では当村は北西の下新印村よりの分村で、「コボリジンナイ」と称する土豪がかつて村を治めていたといい、その五輪塔と伝えるものがある。拝領高六九三石余、本免は三ツ六分。天保郷帳では七六八石余であるが、幕末の六郡郷村生高竈付では生高二九〇石余、竈数一五となっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む