上杉沢遺跡(読み)かみすぎさわいせき

日本歴史地名大系 「上杉沢遺跡」の解説

上杉沢遺跡
かみすぎさわいせき

[現在地名]二戸市浄法寺 上杉沢

安比あつぴ川の支流である太田おおた川沿いの標高三一〇メートルの独立段丘上にあり、平成八年(一九九六)から同一一年にわたって調査された。縄文時代晩期前葉から後葉まで継続する集落で、中央部に配石遺構があり、その周辺に土壙墓群、さらに外側に掘立柱建物跡が配置され、縁辺部には竪穴住居跡環状に巡る。西側の緩斜面には貯蔵穴群が配置され、北側斜面と遺跡の東端遺物包含層となっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む