上樵木町
かみこりきちよう
中京区木屋町通二条下ル二丁目
町の西側を高瀬川、東側を鴨川が南流し、南側は現御池通が東西に通る。
町名は、寛永以後万治以前京都全図を初見として筆描図系の絵図には「上こり木町」とある。木版図系では、寛永版平安城東西南北町並之図に「わかさ町」とあり、元禄九年(一六九六)京大絵図では「小刀丁」とし(「坊目誌」は「元禄十二年図に樵木町を誤て小力町と書き又誤て小刀町と云ふ」としている)、宝暦一二年(一七六二)刊「京町鑑」には「上樵町」とあり、以降変化ない。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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