日本歴史地名大系 「東生洲町」の解説 東生洲町ひがしいけすちよう 京都市:中京区銅駝学区東生洲町中京区木屋町通二条下ル東入鴨(かも)川の西側に位置し、町のやや北寄りを東西に二条(にじよう)通が通る。町名は、筆描図系では、寛文後期洛中洛外之絵図に「東池す町」とみえ、寛文末洛中洛外大図は「いけす町」、元禄末洛中絵図は「東生フチ町」、天明六年(一七八六)京都洛中洛外絵図には「東イケス丁」と記す。木版図系では、承応二年(一六五三)新改洛陽並洛外之図に「ワカサ丁」とみえ、元禄四年(一六九一)京大絵図にはやや南方に「小刀丁」と記される。天保二年(一八三一)改正京町絵図細見大成には二条木屋町東入が「東生洲丁」、木屋町二条下ルが「上生洲丁」となる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報