上積(読み)うわづみ

精選版 日本国語大辞典 「上積」の意味・読み・例文・類語

うわ‐づみうは‥【上積】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「うわつみ」とも )
  2. ( ━する ) 積み荷の上にさらに積むこと。積み荷の上のほうに積むこと。また、その荷物。上荷(うわに)。⇔下積み
    1. [初出の実例]「上積み荷物者、其時々濡痛出来」(出典:日本財政経済史料‐七・経済・商業・問屋・天保一二年(1841)八月)
  3. 甲板(かんぱん)の積み荷。
  4. ( ━する ) 金額などをさらに加えること。また、その加えた額。
    1. [初出の実例]「手段は論ぜず、只利し只積んで、其上積(ウハツミ)の一小部分を〈略〉慈善事業に投ずれば」(出典:閑耳目(1908)〈渋川玄耳〉長半趣味)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android