上萩森遺跡(読み)かみはぎもりいせき

日本歴史地名大系 「上萩森遺跡」の解説

上萩森遺跡
かみはぎもりいせき

[現在地名]胆沢町若柳 上萩森

宮沢原みやざわはら遺跡群の南西胆沢扇状地の扇頂部に立地し、後期旧石器時代を中心に縄文時代・弥生時代の遺物出土。出土地点は六ヵ所で標高約一八〇メートル。調査は昭和五〇年(一九七五)から五二年の三年間にわたって行われた。遺跡の層序は八層に細分され、後期旧石器時代の石器が出土する層は第二層・第三層で、第三層が多い。遺物はナイフ形石器・彫刻刀形石器・掻器・ハンマーストーン・台石・石核・剥片など。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 珪岩 総数

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む