上諏訪宿(読み)かみすわじゆく

日本歴史地名大系 「上諏訪宿」の解説

上諏訪宿
かみすわじゆく

[現在地名]諏訪市元町

高島たかしま城下町東部、甲州道中沿いにあり、江戸からの最後の宿駅金沢かなざわ宿(現茅野市)へ三里一四町。下諏訪宿(現諏訪郡下諏訪町)へ一里一一町。

「諏訪郡諸村旧蹟年代記」には、「御伝馬役勤初は日根野織部正家来」とあり、慶長六年(一六〇一)以前から伝馬役勤があり宿場があったことが示されている。正保三年(一六四六)に初めて問屋場が設けられ、以後幕末まで続く。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

世界大百科事典(旧版)内の上諏訪宿の言及

【上諏訪】より

…信濃国諏訪盆地の中心町。諏訪藩高島城下に,甲州道中上諏訪宿や上諏訪温泉が複合して形成された。上諏訪の地名は古く,諏訪湖北岸の下諏訪に対し湖の東南一帯をさす。…

※「上諏訪宿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む