上野耐之(読み)ウエノ タイシ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「上野耐之」の解説

上野 耐之
ウエノ タイシ


職業
声楽家

専門
テノール

生年月日
明治34年 11月24日

出生地
岡山県 井原市

学歴
東京音校乙師科〔大正11年〕卒

経歴
母は地元のキリスト教会に通う賛美歌名手だった。興譲館中卒業後、上京作曲山田耕筰師事。昭和3年子どもの頃に母親が歌っていた子守唄山田の前で披露。その後山田の編作で「中国地方の子守唄」として発表される。同曲は戦後、音楽教科書にも採用されて全国に知られるようになった。その後、イタリア留学を経て、テノール歌手として活躍。晩年は大阪に住んだ。

没年月日
平成13年 6月 (2001年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む