上首(読み)ジョウシュ

デジタル大辞泉 「上首」の意味・読み・例文・類語

じょう‐しゅ〔ジヤウ‐〕【上首】

一座の衆僧中の指導的中心人物集団の長。

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精選版 日本国語大辞典 「上首」の意味・読み・例文・類語

じょう‐しゅジャウ‥【上首】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「しょうじゅ」とも ) ある一団の中で上位、また最上位の者。転じて、教えのなかの最上の法。→上衆
    1. [初出の実例]「法師為上首、与百余人円頓菩薩大戒」(出典:続日本後紀‐天長一〇年(833)一〇月壬寅)
    2. 「諸神の上首にて高皇産霊尊と云神ましましき」(出典:神皇正統記(1339‐43)上)
    3. [その他の文献]〔梵網経古迹記‐下末〕
  3. 人間のように頭が上の方にあるもの。他の動物を傍首、植物を下首(かしゅ)というのに対する。〔日葡辞書(1603‐04)〕 〔大戴礼記‐曾子天円〕

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